第4回 囲碁の里「信州小諸囲碁セミナー」開催

   

令和1年9月16日(月)~18日(水)「第4回 信州小諸囲碁セミナー」が小諸グランドキャッスルホテルで開催されました。
先月に碁聖位を獲得された羽根直樹碁聖、下島陽平八段、  柳澤理志五段、 奥田あや四段、長島梢恵二段のプロ棋士とアットホームな雰囲気での楽しい囲碁交流・100分間のていねいな指導碁、棋士による特別企画、早朝講座と盛りだくさんの内容でした。

この囲碁セミナーは、市内の囲碁愛好家や小諸商工会議所などでつくる囲碁の里信州小諸づくり委員会が主催しているものです。囲碁文化の発展や囲碁による市内の交流人口の増加などを目的としています。

60名余の方が参加し、関東一円、遠くは大阪、京都、静岡、愛知、富山から参加されました。 最高齢は85歳、最年少は伊那市から訪れた小学3年生と5年生の姉妹で、昨年に続き参加されました。2人とも小学校に入る前に囲碁を始めたそうです。

指導碁の開始です。棋士5名の指導碁は最終日の午前中までに8回も!! どの棋士もすごく人気ですが、羽根碁聖は大人気でした。 ときには、奥田あや四段に6面打ちの指導碁もやっていただきました。(これは特別ですよ!)

16日の歓迎の宴、棋士を囲んで楽しい囲碁談義とお酒を楽しまれたようです。 開宴に先立って、羽根碁聖にタイトル獲得の花束贈呈、そして乾杯をしていただきました。

17日と18日は、”日本一朝早い!?” 柳澤五段の早朝講座が開かれました。 17日のテーマは「ワタリ」、皆さん朝早くから、やる気モード全開で楽しまれたようです。 老いも若きも楽しいことには目がキラキラとしていました。

17日の懇親パーティーはお楽しみの「棋士のショータイム」。羽根碁聖の碁聖戦第5局の解説、タイトル戦前日のモチベーションの上げ方に、ほかの棋士先生も興味津々でした。

行事がすべて終わった後、当セミナーを主催している「囲碁の里小諸づくり委員会」の精神的支柱である鈴木善人翁の顕彰碑に、棋士5名と委員で参拝いたしました。今年で鈴木善人翁没後120年を迎えます。

全国各地から、年齢も様々な囲碁愛好家が参加した頂きありがとうございました。今後もイベントを通じ、小諸を囲碁の盛んなまちを目指して活動していきます。囲碁愛好家の皆さんの応援よろしくお願いいたします。

日本棋院棋士羽根直樹碁聖、下島陽平八段、 柳澤理志五段、 奥田あや四段、長島梢恵二段の5棋士に指導いただきました。   指導碁は3日間で200局超!!でした。棋士の皆さんありがとうございました、そして大変お疲れさまでした。棋士の皆さん来年も信州小諸にお越しください。お待ちしています。

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